2000年5月25日
今回のテーマは、表彰状やあいさつ状には、句読点をうっていないものが多いのはなぜ?というお話です。
これには、ちゃんとした理由があるそうです。
江戸時代の昔から、相手に敬意を表す手紙文に句読点を打つことは、タブーとされていました。
当時は、漢文を読める事がたしなみとして一般教養に位置付けられていました。
よく時代劇などの寺子屋のシーンで子供が論語を読んでいるを見た事がある人は、多いんじゃないでしょうか?
漢文は日本語と読む順番が違うので、漢文を読めない人には読み易い様に返り点など訓点をつけていました。
この事から、文章を読み易くするための句読点を打つことは、相手に対して教養が無い人と思っているという事になり、失礼にあたると考えられていたのです。
今では、句読点を打つことは一般的になっているのでピンと来ないかも知れませんが、現代に例えていうと簡単な漢字にまで全部、振り仮名を振っている文章を貰うことをイメージしてみて下さい。
企業のトップ交代等の挨拶状や、役所の表彰状等には、その名残りで句読点を打たないことが一般的になっています。
ただ、これは正式なマナーという事で、実際には句読点が入ったものも最近は多くなってきている様です。
このメールも、句読点をたくさん使っていますが、今は漢文を訓点無しですらすら読める人の方が少ないでしょうし、句読点の無い長い文章は読み難くて疲れてしまうので、逆にこんな場合は句読点をいれるのがマナーなんじゃないでしょうか?
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